原稿作成に関する:Q&A
SUNRISE PUBLICATION co.,ltd.データ原稿の作成について
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Qサンライズで対応しているアプリケーション以外のソフトで作成した原稿を入稿したいのですが?
A
PSD、TIFF、EPS、PDF形式で保存していただければ、対応可能です。
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Q複数のアプリケーションの保存形式が混在するデータは印刷可能ですか?
A
可能です。
マイページでのご入稿時には、選択項目「作成アプリケーション」で使用したアプリケーションを全て選択してください。
マイページを使用せずに宅配便などでご入稿される場合は、発注書ダウンロードのページから「データ出力依頼書」をダウンロードしてご記入いただき、入稿データに同梱してください。 -
Q1つの本でMACとWindows両方で作ったデータがあるのですが、混在しても大丈夫ですか?
A
対応アプリケーションの条件を満たしていれば大丈夫です。
入稿時の発注フォーム、またはデータ出力依頼書をダウンロードしていただき、どのデータがどの環境(os / アプリケーション)で作成されたかを記載してください。
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Q本文データ作成時、本文用原稿用紙に描いた絵をスキャンで取り込むと青いラインも一緒に取り込まれますが、この線は印刷に出てしまいますか?
A
データ上で消さない限りは印刷に出てしまいます。
スキャン後に不要な線は消しゴムツールや範囲選択などで削除していただくか、CMYKモードで取り込んで、トーンカーブ機能などを利用して削除するようにしてください。
また、ペン入れ後のデータ(主線がしっかりと黒くでているもの)ならば、スキャン時に原稿用紙の青い線のみ取り込まないような設定も可能かと存じます。
設定はお使いのスキャナー、ソフトにより異なりますのでご使用のソフトで可能な削除方法で調整をお願いします。
なお、削除を行ってもモニタには移らない程度にうっすらと残っている場合もありますので、削除した後は確実に線が消えたかどうか、フォトショップの情報機能などを使いご確認ください。
※2%程度でも残っていると、印刷に出てしまう場合があります。 -
QWORD(またはInDesign)でデータを作成するのですが、1Pずつデータを保存するのですか?
A
PhotoshopやIllustratorなどグラフィック系のソフトでは1Pにつき1データとして保存していただくことになりますが、WORDやInDesignでは複数ページを1つにしたPDFファイルへの変換・保存が可能なので、全てのページを一括ファイルにしてご入稿ください。
複数のファイルに分割してのご入稿も可能ですが、極力ファイル数が少なくなるようにしてください。
※挿絵などで画像ファイルが本文の途中に差し込まれる場合は、画像ファイルの差し込み位置に合わせて、PDFファイルを分割して変換・保存してください。 -
Qデータ・紙原稿の混在入稿はできますか?
A
表紙がデータで本文が紙原稿、もしくはその逆といったパターンでご入稿は可能です。
また、表紙の表1がデータ・表4が紙原稿(もしくはその逆)も可能です。
本文での混在も原則可能です。※ページの重複やノンブル間違い等にはお気をつけください
ただし、商品によってはデータのみでのお受付のものもございます。
データのみの商品に関しましては紙原稿でのお受付が出来ない為、不可となる事をご了承ください。 -
Q本文データでモアレが出たのですが、何が原因ですか?
A
トーンにアンチエイリアスがかかっていたり、トーンのアミ点自体がグレーになっているとモアレが発生する原因になります。
K100%のトーンを使用している場合でもトーンの上にブラシ等で陰影表現をすると、K100%で無くなってしまったり、アミ点のパターンが崩れたりしてモアレの原因につながります。
また、一度配置したトーンに拡大、縮小、回転等の加工を行ったり、紙原稿にトーンを貼り込んだものをスキャンした場合もモアレの原因となりますのでご注意ください。 -
QサンライズのテンプレートをPhotoshopで開くと「埋め込まれたプロファイルの不一致」というアラートが出るのですが?
A
テンプレートに埋め込まれているプロファイルと、作業環境のプロファイルが合っていない為
アラートが出ます。
この場合は「埋め込まれたプロファイルを破棄」を選択してください。ただし、作成後のデータ保存時には「カラープロファイルの埋め込み」のチェック欄にチェックを入れて保存していただくことをお勧めいたします。
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Qデータ入稿時、RGBカラーの再現に苦手な色ってありますか?
A
パソコン等のモニタで表示可能な色域はRGBカラーと呼ばれるものですが、RGBカラーはカラー印刷の色域であるCMYKカラーよりも広い色再現域を持っています。
したがってRGBカラーでしか再現できない色に関しまして、モニタと比較すると印刷物ではどうしても少しくすんだ見た目になってしまいます。
例えば、強い蛍光色(ピンク、グリーンやブルー、紫)といった色は少し濁った色に変換されてしまいます。
蛍光色の強いイエロー等も、変換時に黄緑っぽくなる場合がございます。また、色の使い方によっては細かな濃淡差がなくなる場合もあるので、着色する際はご注意ください。
紙原稿の作成について
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Q本の仕上がりサイズと違うサイズの原稿用紙で書いたのですが大丈夫ですか?
A
市販されている同人用・投稿用原稿用紙であれば、投稿用→B5またはA5等への縮小や、同人用→A5またはB6等への縮小は問題ありません。
ただし、投稿用で作成されたものをA5以下のサイズへ縮小した場合、細い線や濃いトーンの再現が悪くなる可能性があります。
私製原稿をご使用の場合は、市販のものとは縮小率が変わる可能性がありますので印面に入らない位置に必ずセンタートンボと四隅の仕上がりトンボをお入れください。
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Q複数のメーカーの同人誌用原稿用紙が混ざっていても大丈夫ですか?
A
メーカーによって余白の幅などに違いがあることもございますが、当社での製版作業は原則、トンボのセンターラインを基準に行いますのでトンボ位置が揃っていれば問題ございません。
稀に仕上がり位置が他社と異なるものもありますので、ご購入前に仕上り寸法が合っているかどうかをご確認ください。
ただし、2色刷りの場合は極力メーカーを統一していただいた方が安全です。 -
Q原稿を切られたくないです。
A
ご安心ください。
サンライズでは大切な紙原稿をカットすることなく製版処理を行っております。
ただし作業に必要な黒ラインを原稿の断ち切り外に入れる場合があります。予めご了承ください。 -
Q他社で作った本の再版で原稿がカットされてるのですが、受付できますか?
A
そのままご入稿いただいて問題ありません。
ただし、再編集される際に奇数ページと偶数ページが入れ換わると、原稿がカットされているため小口側の塗り足しが無い状態になります。
なるべく奇数・偶数の入れ替えはお避けください。なお、面付けされている物は、お手数ですがカッター等でテープを切り離してノンブル通りに並べ替えた状態でご入稿ください。
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Q専用の原稿用紙ではない市販の紙に原稿を描きたいです。
A
印面に入らない位置にセンターと四隅のトンボさえ正しい位置に付けていただければ、同人誌用原稿用紙以外の私製原稿用紙も対応可能です。
センタートンボ、四隅のトンボは全ページにお付けいただく必要がございますので予めご了承ください。
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Qカラー原稿で色鉛筆やパステルを使ってもいいですか?
A
カラー原稿用の画材は特に限定しておりませんので、色鉛筆やパステルもご使用いただいて構いませんが、ご入稿前に必ず定着剤をかけてください。
また、色鉛筆やパステルのごく薄い色合いは再現が難しい場合がありますのでご注意ください。
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Qメモ帳のような小さい商品の原稿のサイズはどうすればいいですか?
A
アナログ原稿の場合は、既製の原稿用紙などに四隅とセンター位置のトンボを引き、私製の原稿用紙をお作りください。ただし、トンボが仕上がり位置に入らないようにご注意ください。
ちなみに、カラー原稿もモノクロ原稿も、多少の縮小・拡大は承ることができます。
規定サイズでは小さすぎて描きにくいようでしたら、多少大きく描いていただいても構いません。ただし、その場合は、原稿と規定サイズの縦横の比率を一致させてください。
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Q表1、表4の原稿は別々に描いても大丈夫ですか?
A
問題ありません。
表1、表4の用紙は貼り合わせずに別々の原稿としてご入稿ください。
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QB6サイズの便箋を数種類作りたいのですが、原稿はどの様に描けばいいのでしょうか?
A
B6専用の原稿用紙はございませんので、B6+塗り足しサイズで各原稿を別々にご作成ください。
面付け作業は当社でおこないますので、ご安心ください。
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Q紙原稿でのフルカラー原稿入稿時、再現できない色はありますか?
A
カラー原稿を読み込むスキャナーは、原稿を読み取る際に光を当てて原稿を読み取るため蛍光色や金・銀等は正しく情報を読み取れず原稿の色をうまく再現することができません。
また、水彩画などの薄く淡いデザインはスキャンが困難な場合もございます。 -
Q鉛筆書きの原稿はどの程度まで再現できますか?
A
再限度はデザインによって変わります。
特に薄い色調の場合、スキャンや出力の濃度を上げる必要がありますので
微細なゴミ等も一緒に印刷されます。
特にモノクロ本文の場合はキレイな仕上がりになりませんので予めご了承のうえご入稿ください。