第17回 オフセット印刷の製版について

同人誌のカラー印刷は、その印刷方法によって色の再現に違いがあると言われています。
印刷の方法として、主にオンデマンド印刷とオフセット印刷という2つの方法があります。
今回ご紹介するのは、オフセット印刷の製版に関する内容です。
オフセット印刷の仕上がり方は、製版次第と言っても過言ではありません。
では、オフセット印刷の製版とは一体どのようなものなのでしょうか?
今回、質問くんは回答ちゃんに、オフセット印刷の製版について聞く事にしました!
このシリーズは同人誌を作りたい「質問くん」が色んな疑問点を、同人誌印刷所のサンライズで働く「回答ちゃん」に答えてもらう事で、同人誌に関する知識を一緒に学んでいくコーナーです!

第17回 FMスクリーンと他の印刷方法の違いを聞いてみた!!

質問くん
オフセット印刷の製版ってどういうものなの?
回答ちゃん
オフセット印刷の製版方法にはAMスクリーンとFMスクリーンの2つの方法があるの。
まずAMスクリーンは、規則正しく並んだ点の大きさを変えることによって階調を表現する印刷方法。
それに対して、FMスクリーンっていうのは、と〜っても小さい点をランダムに配置して、点の密度によって階調を表現する印刷方法のことを指すんだよ。
質問くん
なんとなくだけどスクリーンの違いは分かったよ。
じゃあ実際に印刷をお願いするときはどちらの方が良いとかはあるの?
見た目とかも全然違うのかな?
回答ちゃん
ウチでは基本的にはどちらをって言うのは選べないようになっているの。
なぜかというと使用する用紙やインクによって、印刷が綺麗に仕上がるように色々使い分けているんだよ。
例えばアートコート系の紙への印刷はFMスクリーンで対応していて、見た目の違いとしてはFMスクリーンの方が全体的に発色が良く、オレンジやグリーンとかも比較的濁りのない色合いになるわ。
質問くん
そうなんだ♪
FMスクリーン印刷を是非試してみたくなったよ!
でも、なんでFMスクリーンではそういった特性があるのかな?
回答ちゃん
それはね、AMスクリーンの出力線数が一般的に175線であるのに対して、FMスクリーンの出力線数はAMでいうと700線に相当する高精細印刷である事が起因しているの。
この出力線数が高いほど、印刷がなめらかになって尚且つ発色が良い仕上りになるのよ。
だから、色の表現を鮮やかな作品にしたいという作家さんだと、よりイメージされているものに近い仕上がりになると思うわ。
質問くん
FMスクリーンの方がなめらかで綺麗に印刷ができるんだね。
じゃあAMスクリーンには何かメリットがないの?
回答ちゃん
もちろんAMスクリーンにもメリットはあるわよ。
AMスクリーンは一つ一つの点が大きい分、FMよりもインクが紙に載りやすいという性質があるの。
それによって紙質が凸凹しているものであっても綺麗に印刷することが出来るのよ。
他にもポリプロピレンのような、特殊な素材への印刷なんかもAMスクリーンが適しているわ。
ウチでは透明素材や表面に加工が入った特殊な用紙への印刷はAMスクリーンを使用しているかな。
質問くん
サンライズさんでFMスクリーンとAMスクリーンのそれぞれの特徴に合わせて、最適な選択になるよう使い分けてくれているんですね♪
作品に合わせて最適な表現方法で印刷して頂けるのはすごく助かりますし、安心です!!

 

質問くんは回答ちゃんに、FMスクリーンとAMスクリーンの違いについて質問してきました。
他にも同人誌のカラー印刷に関してお聞きしたい場合には、是非サンライズにご相談ください。
質問くん
サンライズさんのFMスクリーンのカラー印刷が色鮮やかだという他の作家さんから聞いたことがあるな。
受付の方も丁寧に対応してくれるので、安心して頼んでみよう!
今後もお楽しみに♪

 

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